オステオスペルマム


学名:Osteospermum
キク科オステオスペルマム属
開花時期:1月〜6月
植物分類:多年草

出荷時期:1月下旬〜4月上旬
出荷サイズ:3号ポット(9cm)・5号鉢(15cm)



レモン系

パープル系 



2002年(平成14年)、オランダで開催された世界花博「フロリアード」金賞・銀賞受賞を皮切りに
世界のオステオスペルマムの流行を先導した「シンフォニーシリーズ ハイブリッド-hybrid-」

気温0℃まで耐えることができ(※寒さに慣らしておくことが必要。)、
6月頃まで絶えることなく花を咲かせ続ける品種。(群馬県基準。冷涼地では7月まで咲く場合も。)
オステオスペルマムの中でも他に類を見ない黄色やオレンジを主体とした花色で、
アイシャドーのように花弁の付け根が紫色になるのが特徴。
レモン系は全てレモンシンフォニーからの枝変わりのため、形質がほぼ同一で、
生育の仕方や開花時期がほぼ全て揃うというのもまた特徴の一つ。

 画像 品種名  特徴  備考 
   レモンシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆
花色:黄色
草丈:
開花期間:1〜6月
2002年、フロリアードで銀賞を受賞。
一時はオレンジシンフォニー・ミルクシンフォニーと共に
オステオスペルマムの世界シェア50%を占める一大旋風を巻き起こした品種。
開花期間が非常に長いのが特徴で、こまめな花摘みを行うことにより、
平野部でも7月上旬まで、山間部や日本北部だと8月まで花が咲き続ける。
   オレンジシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆
花色:オレンジ色
草丈:
開花期間:1〜6月
レモンシンフォニーと共に晩冬〜初春を彩る花色。
   ミルクシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆
花色:白
草丈:
開花期間:1〜6月 
 純白よりも練乳のような淡い色合いをもつ白花。
   メロンシンフォニー
 
耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆
花色:サーモンピンク
草丈:
開花期間:1〜6月 
 表が非常に薄いサーモンピンクで、裏が濃いサーモンピンクというリバーシブルタイプの花。
   マンゴーシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆
花色:濃い黄色
草丈:
開花期間:1〜6月
非常に鮮やかなディープイエローの品種。
レモンシンフォニーと非常に似ていて、2品種が隣同士でないと判別が付かないが、
こちらのほうが鮮やかで花弁が厚い。


 群馬県・原子力開発機構との共同研究により生まれたハイテクノロジーの結晶
「ヴィエントシリーズ」

イオンビームを照射し、変化が起きた数千の個体の中から選抜された品種と、そこから枝変わり等で発生した品種達。
這い性が強く、横に広がりやすいタイプで地植えに適している。
その色合いの特徴から、イングリッシュガーデンとの相性が抜群。

 画像 品種名  特徴  備考 
   ヴィエントフラミンゴ 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆
花色:パステルピンク
草丈:
開花期間:1〜6月 

今までに無い幻想的な色合いの品種。
暖かくなってくると色合いが変化するので1つの株で2度楽しめる。
   ヴィエントラビオス 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆
花色:ダークオレンジ
草丈:
開花期間:1〜6月
 非常にインパクトがある、人目を惹くダークオレンジの品種。
レンガの色合いに非常に近く、レンガを用いたガーデンで
同系色の素材として利用してもらいたい。
  ヴィエントラベンダー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆
花色:薄紫
草丈:
開花期間:1〜6月
2013年発表品種。ヴィエントフラミンゴの枝変わり。
優しい色合いの薄紫色で、どんな花色にも合う品種。
寄せ植えでも単色でもよく映えるので扱いやすい。
2014年2月より販売開始予定。


育種選抜を繰り返すことによって誕生した、鑑賞能力の高いシリーズ
シンフォニーシリーズ −パープル−



主に5号鉢〜6号鉢で丁度良い大きさになる品種。
5号鉢の商品は90cmプランターに3鉢植えると非常にボリュームのある姿になります。

スタンダードタイプ

曇天で花が閉じにくい性質を持った品種達。
花色のバリエーションが豊富で、花付きも非常に良い。

 画像  品種名 特徴  備考 
  あかぎシンフォニー  耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:濃赤紫
草丈:
開花期間:2〜5月 
咲き始めは白みがかった薄紫だが、徐々に色が濃くなり、
最終的に非常に濃いワインレッドとなり、うっすらストライプが入る品種。
多花性なうえに他の品種よりも1輪1輪の寿命が長いのが特徴。
豪華なプランター植えを作りたいときに最適。
  はるなシンフォニー  耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:ピンク
草丈:
開花期間:2〜5月
 ピンク色の大輪で、花弁が厚く、見ごたえのある品種。
  あさまシンフォニー  耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:白
草丈:
開花期間:2〜5月
白の巨大輪。1番花は10cmになる場合がある。(普通の品種は5〜6cm)
株も非常に大きくなる。
   リップシンフォニー 耐寒性:☆☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:白+紫
草丈:
開花期間:2〜5月
 白地に紫の覆輪が入るバイカラータイプの大輪。
1番花は10cmになる場合がある。
2002年フロリアードにて金賞受賞。
  ピュアリップシンフォニー  耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:白+紫
草丈:
開花期間:2〜5月
 白地に紫の覆輪が入るバイカラータイプの巨大輪。
リップシンフォニーよりも覆輪が大きく、花も一回り大きく、
1番花は10cmを超える場合がある。
   ジュニアシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:紫+白
草丈:
開花期間:2〜5月
 紫のバイカラーの多花性品種。
チャイルドシンフォニーよりも一回り大きい中輪タイプ。
   あすかシンフォニー 耐寒性:☆☆
耐暑性:☆☆
花色:濃赤紫
草丈:
開花期間:2〜5月
 あかぎシンフォニーの斑入り選抜。
斑入りのため非常に成長が遅い。
鉢植えでもそのままの大きさを維持して長期間楽しめる。



半八重タイプ(クラウン)
王冠のように花弁が立つタイプ。咲き進んでくると一重に戻る。
半八重で楽しめる期間はおよそ3月下旬まで。

 画像  品種名 特徴  備考 
  あずさシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:紫
草丈:
開花期間:1〜6月
 パープル系の中でも開花期間が非常に長く、
6月まで花が楽しめる品種。
花もちも非常に良く、扱いやすい。
   かのんシンフォニー 耐寒性:☆☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:白+紫
草丈:
開花期間:2〜5月
 白地に紫の覆輪のバイカラータイプ。
非常に花形が整っていて、見ていて飽きない。
少し背が高くなりやすい傾向がある。
   はなびシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:紫+白
草丈:
開花期間:2〜5月
 和服を思わせる擦れ模様が特徴の品種。
まさに花火のように咲きはじめと終わりでグラデーションが変化し、
更に一つとして同じ擦れ模様が出ることがない。
分枝性が強く、非常に多く花を咲かせる。
   みゆきシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆
花色:白
草丈:
開花期間:2〜5月
 白の半八重タイプ。
若干内側の花弁が垂れ下がり、クラウンの形状を維持しないことがある。
分枝性が強く、非常に多く花を咲かせる。
夏の暑さに弱いので夏越しは非常に難しい。


リバーシブル&グラデーションタイプ

花が閉じる性質をそのまま生かし、朝方や曇天で花の閉じた姿にも花の楽しさを追及した品種。時間によって色々な姿が楽しめる。
また、咲き始めが薄く、徐々に濃くなるものが多いため、沢山の色が混色されてると錯覚するほど花色に違いが出る

スタンダードタイプと違い、花の中央(花芯)がグレーっぽい品種が多い。

     

 画像  品種名 特徴  備考 
   きょうこシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:紫
草丈:
開花期間:2〜5月
締まった草姿が特徴で、あかぎシンフォニーとともに
豪華なプランター植えを作るのに最適な品種。
咲き始めは白っぽく、徐々に色が濃くなり、最後は鮮やかな赤紫に変わる。
   はるかシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:薄紫
草丈:
開花期間:2〜5月
優しい色合いを持つ品種で、特徴のある覆輪が人目を惹く。
咲きはじめの蕾の姿が立体的で、他の花とはまた違った印象を見せてくれる。 
   ちえシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:淡紫
草丈:
開花期間:2〜5月
パープル系で最も人気のある品種。
咲きはじめは白で咲き進むと紫へ変化するタイプ。
そして裏の黄色の発色が非常に良く、
ミックスでもないのに1株で白・薄紫・紫・黄色の4色が楽しめる。
分枝性が弱く、こまめな剪定をしてやらないと花が増えないため気難しい。
また、背も高くなりやすいので他品種と混色する際は注意。
   ありすシンフォニー 耐寒性:☆☆☆
耐暑性:☆☆☆
花色:白
草丈:
開花期間:2〜5月
黄色の花芯との相性が抜群の品種。
花を閉じたときにボンボリのような可愛らしい花姿になる。
オステオスペルマムの中でも非常に成長が遅いため、
鉢植えでもそのままの大きさを維持して長期間楽しめる。
(…が、大株にするのが大変な農家泣かせの品種のため、
 生産は極少量です。)