モンタナ系
  開花特性:旧枝咲き
開花時期:3〜4月
剪定方法:弱剪定
植栽適地:地植え(平野部は西日の当たらない日向)
 ヒマラヤ山脈を原産とする系統。
クレマチスの中ではアトラゲネ系と同じく春先、最も早く咲くタイプ。
高山原産なので寒さには強いが暑さは苦手。
枝はクレマチスの中では比較的折れにくいタイプで、夏の暑ささえしのげれば初心者でも栽培は簡単。
放置しておいてもグングン成長する。
一重咲きの桃色花品種には良い香りを放つ品種が沢山あり、根強い人気を誇る品種もある。


画像  品種名  特徴  備考 
  エリザベス    非常に易しい香りを放つ人気品種。
夏の暑さに弱い。
  スノーフレーク    白花の代表種。樹勢が強く、枝が太くなりやすいので
植えにして大きく育ててやりたい。
  ダスキースター   モンタナの中でも一回り大きな花を咲かせる。
樹勢が強く、枝が太くなりやすいので、
地植えにして大きく育ててやりたい。
夏、暑い日が続くと葉が委縮することがある。
  ピンク・パーフェクション     夏の暑さに比較的強い品種。
35℃を超える群馬の平野部でも、西日を避けた日陰なら夏越しできる。
  フラグラント・スプリング     その名の通り良い香りを放つ品種。
  フレッダ    濃桃色の代表種。他のクレマチスより樹勢が弱めで
枝が細くなりやすい。
  メイリーン     銅葉系の品種。社長のお気に入り。
  ルーベンス・スペルバ    
  グリーンアイズ     白花の八重。晩生タイプで一重のモンタナよりも1〜2週間開花時期が遅い。
節間が詰まっているため、花が密集して咲くのが特徴。
八重で豪華さがあり、更に花もちも良く、
鉢で仕上げるのも他のモンタナと比べて適している。
  サンライズ    濃桃色の八重。晩生タイプで一重のモンタナよりも1〜2週間開花時期が遅い。
節間が詰まっているため、花が密集して咲くのが特徴。
生育はグリーンアイズに非常に近く、花の特性も似ている。