アトラゲネ系
	開花特性：旧枝咲き開花時期：４（～１０月）剪定方法：弱剪定植栽適地：鉢植え
釣鐘のような感じで下向きに花を咲かせます。和紙のような質感の優しい趣の花で、山野草として流通する場合もあります。旧枝咲きですが、花後に新枝が１ｍほど伸びると、先端に１輪だけ花を咲かせる場合があります。北半球各地の高山を原産地で、寒さには非常に強いですが、暑さに弱いため平野部で育てるのは難しく、更に枝が折れやすいので、マニアや上級者向けの品種ともいえます。平野部で育てる場合は、日陰に簡単に移動できる鉢植えのほうが適しています。通風性、排水性に優れる素焼き鉢を利用すると、水管理が大変になりますが、より夏越ししやすくなります。標高の高い場所や、夏の気温が３０℃を超えることが滅多にない地域では、地植えにしてあげても問題ありません。

アルピナ・マクロペタラグループ（旧枝咲き・一季咲き）
春先、節々に数個の花を咲かせるタイプ。花後の種子を切り取って新芽を伸ばしてあげると、二番花が楽しめる場合もある。